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エクスナレッジ・鳥谷部真(全国建築CAD連盟 監修)
2026年度版 建築CAD検定試験公式ガイドブック
全国建築CAD連盟が公認する、建築CAD検定の教本です。試験の問題と、級ごとの解説・解法例が入っていて、3級の解法例は Jw_cad と AutoCAD の両方で解説されています。
- 発行
- 2026年4月1日
- 定価
- 3,520円(税込)
- 対応の級
- 4級・3級・准2級・2級・准1級

AutoCAD の公式の資格は、オートデスク認定資格の「AutoCAD ユーザー」です。この記事では、試験の中身・合格の基準・受験の仕方と受験料の例・勉強方法を公式の値で解説し、AutoCAD で受験できる建築の図面の検定の決まりも書きます。
更新日 2026年11月4日/試験の中身・会場・受験料の例・検定の決まりは、2026年11月4日にオートデスク認定資格の日本の公式サイト、各会場、全国建築CAD連盟、コンピュータ教育振興協会の公式サイトで確かめました/監修 六波羅 涼(PERSC代表)
この記事の書き手は、建築CADのオンライン講座を運営している PERSC です。試験の値は、オートデスク認定資格の日本の公式サイト(myautodesk.jp)と、試験の会場・主催の公式サイトで確かめました。
AutoCAD の操作を示す資格は、開発元のオートデスクの「オートデスク認定資格」です。AutoCAD で建築の図面を作図する力を示すなら、AutoCAD で受験できる検定もあります。
| 資格 | 主催 | 何を確かめるか |
|---|---|---|
| オートデスク認定 AutoCAD ユーザー | オートデスク | AutoCAD の基本の操作 |
| 建築CAD検定試験 | 全国建築CAD連盟 | 建築の図面を CAD で作図する力(AutoCAD・AutoCAD LT で受験できる) |
| 2次元CAD利用技術者試験1級 | コンピュータ教育振興協会 | 2次元の図面を CAD で作図する力(AutoCAD・AutoCAD LT で受験できる) |
オートデスク認定資格のうち、日本で受験できるのは、学生や初めての人向けの「オートデスク認定ユーザー」の級だけです。科目はAutoCAD ユーザー・Revit Architecture ユーザー・Autodesk Fusion ユーザーです。
上の級のプロフェッショナル(Autodesk Certified Professional)もあります。ただし、日本の公式サイトは、日本で受験できるのはユーザーだけと案内しています。
AutoCAD ユーザーは、選択式と実技の問題を合わせて30問、最大50分で解く試験です。

| 項目 | 値 |
|---|---|
| 問数と時間 | 30問・最大50分 |
| 形式 | 選択式と、ソフトを模した試験用のアプリを操作して答える実技 |
| 合格の基準 | 正解率70%以上 |
| 使うバージョン | バージョンは問わない |
| 有効期間 | 取得から5年 |
公式の出題の範囲として、次のテーマが挙がっています。
試験の会場は、全国のオートデスク認定トレーニングセンター(ACC)です。受験したい会場を選んで、会場に直接申し込みます。合否は、試験のあとすぐに分かる仕組みです。
当日は、顔写真付きの本人確認書類が要ります。出せないと受験できず、受験料も戻りません。
公式の会場の一覧では、AutoCAD を受験できるのは12の会場です。
北海道と、中国・四国の会場は一覧にありません。会場ごとに、受験できる日と時間が違います。講座の受講者や、会社の登録者だけが受験できる会場もあります。

受験料を決めるのは、主催ではなく会場です。会場の公式サイトに出ている例は、次のとおりです。
| 会場 | 受験料(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| ソフトキャンパス仙台校 | 7,700円 | 平日10〜21時・土日祝10〜18時に、ほぼ毎日実施 |
| CADCIL(大阪) | 7,700円 | 同社の対策講座の受講者だけ。平日の14時開始 |
| パーソルテンプスタッフ(東京) | 6,600円 | 同社の登録者だけ |
主催は、受験する人に、最新のコースと、AutoCAD を実際に50時間使った経験を勧めています。学生は、オートデスクの製品を無償で使えます。
勉強の進め方は、次の3つです。
主催のよくある質問には、試験ごとに対策の教材があり、対策の本は ACC で買えると書かれています。書店や Amazon で買える日本語の公式の対策本は、2026年11月4日の時点で見つかりませんでした。
会場によっては対策の講座もあり、CADCIL の講座は動画で学ぶ形です。受講した人は、同社の会場で受験できます。
CAD そのものを独学で始める手順は、CADの勉強方法|独学・講座・職業訓練の選び方と、何から始めるかの手順【2026年版】で解説しています。
オートデスク認定は、AutoCAD の操作の資格です。建築の図面を作図する力を示すなら、AutoCAD で受験できる検定は2つです。
建築CAD検定は、AutoCAD と AutoCAD LT で受験できます。使えるソフトの例に、Jw_cad・AutoCAD・AutoCAD LT・Vectorworks・DRA-CAD が挙がっています。Jw_cad・AutoCAD・AutoCAD LT のほかのソフトは、解答の図面を PDF にして出す決まりです。

自分で作ったテンプレート(図面範囲・線種・寸法スタイル・文字スタイル・画層などの設定)は使えますが、読み込むのは試験が始まってからです。図形を描いたデータを持ち込むと、その場で失格になります。
建築CAD検定の級・日程・合格率は、建築CAD検定|級ごとの試験の中身・合格率・日程とJw_cadでの受け方【2026年版】で解説しています。
2次元CAD利用技術者試験の1級では、AutoCAD と AutoCAD LT が、採点の基準に合うと主催が確かめたソフトです。受験料は個人で18,700円(税込)、試験の時間は80分です。
解答は、主催の解答枠(DXF の 2000・2004・2007・2010 のどれか)に作図し、テキスト形式の DXF で出します。DWG の形や、バイナリの DXF は採点されません。

級ごとの中身と合格率は、CAD利用技術者試験|2次元・3次元の級ごとの中身・合格率・日程と受験料【2026年版】で解説しています。
建築CAD検定の公式の教本には、AutoCAD での解法例も入っています。
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エクスナレッジ・鳥谷部真(全国建築CAD連盟 監修)
全国建築CAD連盟が公認する、建築CAD検定の教本です。試験の問題と、級ごとの解説・解法例が入っていて、3級の解法例は Jw_cad と AutoCAD の両方で解説されています。
主催は、合格すると AutoCAD の基本の知識と操作を修得済みとオートデスクが保証し、就職などで世界で通用する資格として提示できると説明しています。
CAD の仕事の解説でも、AutoCAD はよく名前が出るソフトです。CADオペレーターのスキルを解説する記事14本のうち13本が、AutoCAD の名前を挙げていました。数え方は、CADオペレーターに必要なスキル|CADの操作・図面を読む力・確かめる力と、資格の要否【2026年版】に書いています。建築CAD検定の受験者が使ったソフトでも、AutoCADは Jw_cad の次に多いソフトでした(2025年度)。
一方で、CADオペレーターになるのに資格は必須ではありません。どの職場で何のソフトを使うかは、CADオペレーターとは|仕事内容・必要なスキル・年収・なり方をわかりやすく解説【2026年版】で解説しています。
選ぶ基準は、目的です。
CAD の資格の全体と選び方は、CADの資格11選|種類・難易度・受験料と、建築の仕事での選び方【2026年版】で解説しています。
はい。日本の会場で、日本語の試験を受験できます。国際版を扱う Certiport の公式の一覧でも、AutoCAD の 2025・2026 年版の試験に日本語があります。
日本の公式サイトに書かれているのは、会場(ACC)で受験する形だけです。自宅やオンラインの受験は、公式に記載がありません。
資格が無くても、AutoCAD を使う仕事には就けます。CADオペレーターになるのに、資格は必須ではありません。AutoCAD ユーザーは、AutoCAD の基本の操作ができることを、オートデスクの認定で示すための資格です。主催は、就職などで世界で通用する資格として提示できると説明しています。
公式サイトに、合格率の記載はありません。公式に出ているのは、合格の基準(正解率70%以上)です。
受験できます。建築CAD検定の使えるソフトの例に、AutoCAD LT が入っています。