Synology NASとは?特徴・評判・料金・レビューを解説

Synology NASは、Synology Inc.(台湾)が提供するネットワーク接続ストレージ(NAS)のブランドです。

ファイル共有・バックアップ・写真管理・監視カメラシステム・仮想化環境の構築などに活用でき、個人から企業まで幅広いデータ管理環境の構築に繋がります。

直感的な管理OS「DSM」の使いやすさにより、NAS市場として確固たる地位を築いています。

Blenderで作る
初めての建築3DCGパース

Blenderの導入から基本操作、太陽光の入る白い部屋の制作まで。全3本のカリキュラムを体験できます。

Blenderの導入から基本操作、
太陽光の入る白い部屋の制作まで。
全3本のカリキュラムを体験できます。

目次

Synology NASとは

製品名 Synology DiskStation / RackStation シリーズ
メーカー Synology Inc.(台湾・台北)
カテゴリ ハードウェア / NAS
主要シリーズ DiskStation(デスクトップ)/ RackStation(ラックマウント)/ FlashStation(オールフラッシュ)
OS DSM(DiskStation Manager、Linux based)
価格帯 約3万〜100万円超(2026年4月現在)
公式サイト synology.com

Synologyは、QNAPとともにNAS市場の世界シェア上位メーカーです。個人向けのDS224+からエンタープライズ向けのSAシリーズまで幅広く展開しています。

QNAPがハードウェア拡張性で差別化するのに対し、SynologyはDSMの使いやすさとソフトウェアエコシステムの充実度で選ばれています。Synology Photos・Synology Drive・Active Backup for Businessなど、純正アプリの完成度が高いです(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

Synology NASは買い切り型のハードウェア製品です。ディスクレス販売が基本です(2026年4月現在)。

シリーズ 価格帯 ベイ数 対象
DS224+ / DS225+ 約4万〜5万円 2ベイ 個人・家庭
DS923+ 約8万〜10万円 4ベイ SOHO・小規模法人
DS1522+ 約11万〜13万円 5ベイ 中小企業
DS1823xs+ 約25万〜30万円 8ベイ 中堅企業・スタジオ
RS / SA シリーズ 約20万〜100万円超 8〜24ベイ エンタープライズ

QNAP TSシリーズと同等の価格帯ですが、SynologyはPCIe拡張スロットが限定的なモデルが多いです。一方でDSMの使いやすさとPackage Centerのアプリ品質で差別化されています。

動作環境・システム要件

項目 エントリー(DS224+) ハイエンド(DS1823xs+)
CPU Intel Celeron J4125 AMD Ryzen V1780B
メモリ 2GB DDR4(最大6GB) 8GB DDR4 ECC(最大32GB)
ネットワーク 1GbE×2 10GbE×1 + 1GbE×2
M.2スロット なし NVMe×2
拡張ユニット DX517×1(最大7ベイ) DX517×2(最大18ベイ)

実務上のポイントとして、エントリーモデル(DS224+)は1GbE接続のため、大容量ファイルの転送速度に制約があります。10GbE環境を構築する場合はDS923+以上でE10G拡張カードを追加するか、DS1823xs+(10GbE標準搭載)を選択してください。

Synology NASの4つの特徴

1. DSMの直感的な管理インターフェース

Synology独自のOS「DSM(DiskStation Manager)」は、Webブラウザベースの直感的なUIを提供しています。NAS初心者でも迷わず操作できる設計で、QNAPのQTSやASUSTORのADMと比較してUIの洗練度で最も高い評価を受けています。初期セットアップから日常管理まで、ストレスのない操作体験です。

2. Synology Photos / Driveの純正アプリ品質

Synology PhotosはGoogleフォトライクな写真管理アプリで、AI自動分類・顔認識・共有アルバム機能を備えています。Synology DriveはDropboxライクなファイル同期・共有サービスで、クラウドストレージの代替として機能します。いずれも追加費用なしで利用可能です。

3. Active Backup for Businessの統合バックアップ

Active Backup for Businessにより、Windows PC・Mac・ファイルサーバー・VMware/Hyper-V仮想マシンのバックアップをNAS上に一元管理できます。追加ライセンス費用なしで利用可能で、Veeam等の有償バックアップソフトの代替になります。

4. DX拡張ユニットによるベイ数の拡張

DX517(5ベイ拡張ユニット)を接続することで、既存のSynology NASのベイ数を拡張できます。DS1522+は最大15ベイ、DS1823xs+は最大18ベイまで拡張可能です。QNAPの拡張ユニット(TL-D800C等)と比較して、DSM上でのシームレスな統合管理が強みです。

Synology NASを編集部が使ってみました

Synology NASは、編集部がPERSCの社内ファイルサーバーとして長期運用している製品群です。DSMの使いやすさは特筆に値し、IT担当者不在の環境でもバックアップスケジュール設定やユーザー管理が容易に行えました。

コスト面ではQNAPの同等モデルと価格帯はほぼ同じですが、Active Backup for Businessが追加費用なしで使える点でトータルコストに優位性があります。Veeam等の有償バックアップソフト(年間数万〜数十万円)が不要になります。

制約として、QNAPと比較するとPCIe拡張スロットが限定的で、ハードウェアの柔軟な拡張には制約があります。また、エントリーモデルの1GbE接続は大容量ファイル運用では明確なボトルネックです。

DSMの使いやすさとソフトウェアエコシステムを重視する個人・法人に、最も安心して推奨できるNASブランドです。

Synology NASの口コミ

良い評価

  • DSMの操作性がNAS初心者にも分かりやすく、導入ハードルが低いと高く評価されています。
  • Synology Photosの写真管理機能がGoogleフォトの代替として優秀だと好評です。
  • Active Backup for Businessが無償で使える点がコストパフォーマンスに優れると支持されています。
  • QNAPからSynologyに乗り換えた結果、管理の手間が大幅に減ったとの声があります。

気になる評価

  • QNAPと比較してPCIe拡張スロットが少なく、ハードウェアの拡張性に制約があるとの指摘があります。
  • エントリーモデルが1GbE接続で、大容量ファイルの転送速度に不満があるとの声が挙がります。
  • HDMI出力非搭載モデルが多く、メディアプレイヤーとしての利用に制約があるとの意見があります。

Synology NASの導入事例

  • 建築設計事務所:DS923+でCADデータの共有ストレージとActive Backup for Businessによる全PC一括バックアップを運用しています。
  • 写真スタジオ:DS1522+でSynology Photosによる撮影データの管理・共有環境を構築しています。
  • 中堅企業のIT部門:DS1823xs+で部門別ファイルサーバーとVMwareバックアップを集約しています。
  • 個人クリエイター:DS224+でSynology Driveを活用し、複数デバイス間のファイル同期を行っています。

まとめ

Synology NASは、Synologyが提供する世界シェア上位のNASブランドです。直感的なDSM・Synology Photos/Drive・Active Backup for Business・DX拡張ユニットを特徴とし、約3万〜100万円超で展開されています。

使いやすさとソフトウェアエコシステムの充実度で、個人から企業まで最も幅広く推奨できるNASブランドです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

PERSC Experience Course

未経験から、
最初の一枚を完成させる。

未経験から、
最初の一枚を完成させる。

Blenderの導入から基本操作、
そして建築パースを1作品完成させるところまで。
全3本の体験カリキュラムを無料体験できます。

Blenderの導入から基本操作、
そして建築パースを1作品完成させるところまで。
全3本の体験カリキュラムを無料体験できます。


CONTENTS

3 LESSONS


基礎編① インストール&7項目の初期設定

Blenderの導入から制作に必要な基本設定

基礎編② 画面構成と基本的な操作方法

未経験でも迷わない画面の見方と操作の基本

実践編① 太陽光の入る白い部屋

建築パースを1作品完成させるまでを体験


BONUSES
体験カリキュラム限定の3大特典


実践編完成データ(.blend)

ショートカット・チートシート

マテリアル ライブラリセット

この記事を書いた人

目次