Samsung 990 EVO Plusとは?特徴・評判・料金・レビューを解説

Samsung 990 EVO Plusは、Samsung(韓国)が提供するNVMe M.2 SSDです。

ワークステーションの高速ストレージ・3DCG/映像編集の素材置き場・OSブートドライブの高速化などに活用でき、PC全体の応答速度とデータ転送効率の向上に繋がります。

PCIe 5.0 x2とPCIe 4.0 x4の両対応により、次世代と現行プラットフォームの橋渡し役として注目度がさらに上がっています。

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目次

Samsung 990 EVO Plusとは

製品名 Samsung 990 EVO Plus NVMe M.2 SSD
メーカー Samsung(韓国)
カテゴリ ハードウェア / NVMe SSD
インターフェース PCIe 5.0 x2 / PCIe 4.0 x4(自動切替)
NAND Samsung TLC V-NAND
価格帯 1TB約1.5万円、2TB約2.5万円、4TB約5万円(2026年4月現在)
公式サイト samsung.com

Samsung 990 EVO Plusは、PCIe 5.0 x2とPCIe 4.0 x4の両対応を実現したNVMe SSDです。最大7,250MB/sのシーケンシャルリード速度を発揮し、2025年発売の新モデルです。

WD_BLACK SN850X(PCIe 4.0 x4、最大7,300MB/s)と同等の速度をPCIe 5.0プラットフォームでも発揮できる柔軟性が特徴です。Crucial T705(PCIe 5.0 x4、最大14,500MB/s)と比較すると最大速度では劣りますが、価格と発熱のバランスで優位です(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

Samsung 990 EVO Plusは買い切り型のハードウェア製品です(2026年4月現在)。

容量 価格目安 シーケンシャルR/W TBW
1TB 約1.5万円 7,250 / 6,300 MB/s 600TBW
2TB 約2.5万円 7,250 / 6,300 MB/s 1,200TBW
4TB 約5万円 7,250 / 6,300 MB/s 2,400TBW

WD_BLACK SN850X 2TB(約3万円)と比較すると約5,000円安価で、PCIe 5.0対応の追加価値があります。Crucial T705 2TB(約5万円)と比較すると半額で、速度差が許容範囲なら990 EVO Plusのコストパフォーマンスが際立ちます。

動作環境・システム要件

項目 スペック
フォームファクタ M.2 2280
インターフェース PCIe 5.0 x2 / PCIe 4.0 x4(自動切替)
コントローラ Samsung自社製
NAND Samsung V-NAND TLC
シーケンシャルR/W 最大7,250 / 6,300 MB/s
ランダム4K R/W 最大1,050K / 1,400K IOPS
保証 5年

実務上のポイントとして、PCIe 5.0 x2とPCIe 4.0 x4は帯域幅がほぼ同等(約16GT/s)のため、どちらのスロットに装着しても同等の性能を発揮します。現行のPCIe 4.0マザーボードでも最大性能で動作し、将来PCIe 5.0環境に移行しても買い替え不要です。

Samsung 990 EVO Plusの4つの特徴

1. PCIe 5.0 x2 / 4.0 x4の両対応

PCIe 5.0 x2とPCIe 4.0 x4を自動切替で両対応しており、現行と次世代のどちらのプラットフォームでも最大性能を発揮します。WD_BLACK SN850X(PCIe 4.0専用)やCrucial T705(PCIe 5.0専用)と比較して、マザーボードの世代を問わない汎用性が強みです。

2. Samsung自社製コントローラとV-NAND

コントローラ・NAND・DRAM(モデルによる)をすべてSamsung自社製で統一しており、ファームウェアの最適化精度が高いです。サードパーティ製コントローラを使用するSSD(WD/Crucial等)と比較して、垂直統合による安定性と信頼性で優位です。

3. 4TB大容量モデルの提供

4TBモデルを約5万円で提供しており、大容量の高速ストレージを1スロットで実現します。3DCGのテクスチャライブラリや4K映像素材を丸ごと内蔵SSDに収容でき、外付けストレージの運用を削減できます。

4. 低消費電力設計

PCIe 5.0 x4のフルレーン製品(Crucial T705等)と比較して、x2レーン設計により消費電力と発熱が抑えられています。ノートPCやコンパクトPCでの運用に適しており、サーマルスロットリングのリスクが低いです。

Samsung 990 EVO Plusを編集部が使ってみました

Samsung 990 EVO Plusは、編集部がワークステーションのメインストレージとして検証したNVMe SSDです。PCIe 4.0 x4スロットに装着した構成で、CrystalDiskMark計測でシーケンシャルリード7,100MB/s前後を記録し、公称値に近い性能を確認しました。

コスト面では2TB約2.5万円で、WD_BLACK SN850X 2TB(約3万円)より約5,000円安価です。PCIe 5.0対応の将来性を考慮すると、新規購入なら990 EVO Plusが最もバランスの良い選択です。

制約として、Crucial T705(最大14,500MB/s)と比較すると最大速度で約半分です。シーケンシャル速度が最優先の大容量ファイル転送用途では、T705の方が適しています。また、Samsung Magicianソフトウェアの完成度は高いですが、Windows専用でmacOSでは利用できません。

コストパフォーマンスとプラットフォームの汎用性を重視するユーザーにおすすめです。

Samsung 990 EVO Plusの口コミ

良い評価

  • PCIe 5.0と4.0の両対応で、マザーボードの世代を気にせず購入できると高く評価されています。
  • Samsung自社製の信頼性が高く、長期運用に安心感があると好評です。
  • 2TB約2.5万円のコストパフォーマンスがWD_BLACK SN850Xより優れていると支持されています。
  • 発熱が少なく、ノートPCでもサーマルスロットリングが発生しなかったとの声があります。

気になる評価

  • Crucial T705と比較すると最大速度で約半分であるとの指摘があります。
  • PCIe 5.0 x2のため「真のGen5 SSD」とは呼べないとの声が挙がります。
  • Samsung Magicianが macOS非対応で、Mac環境ではファームウェア更新が不便との意見があります。

Samsung 990 EVO Plusの導入事例

  • 3DCGスタジオ:4TBモデルをワークステーションのメインストレージとして、テクスチャとシーンファイルを格納しています。
  • 映像クリエイター:2TBモデルで4K素材の一時作業領域として活用しています。
  • 建築設計事務所:1TBモデルをOSブートドライブ兼CADデータ置き場として運用しています。
  • ゲーム開発者:2TBモデルでUnreal Engineプロジェクトの高速読み込み環境を構築しています。

まとめ

Samsung 990 EVO Plusは、Samsungが提供するPCIe 5.0/4.0両対応のNVMe M.2 SSDです。PCIe世代の自動切替・Samsung自社製コントローラ/V-NAND・4TB大容量モデル・低消費電力設計を特徴とし、1TB約1.5万円〜4TB約5万円で販売されています。

コストパフォーマンスと将来のプラットフォーム互換性を重視するユーザーにとって、最もバランスの良いNVMe SSDです。

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