iPad Pro (M4)とは?特徴・評判・料金・レビューを解説

iPad Pro (M4)は、Appleが提供するM4チップ搭載の最上位タブレットです。

現場でのCAD図面閲覧・BIMモデルのウォークスルー・Apple Pencil Proによるスケッチなどに活用でき、建築設計のモバイルワークフローを拡張できます。

Tandem OLEDディスプレイとM4チップの搭載により、クリエイター向けタブレットとして確固たる地位を築いています。

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目次

iPad Pro (M4, 2024)とは

製品名 iPad Pro (M4, 2024)
メーカー Apple Inc.(米国)
カテゴリ ハードウェア / タブレット
サイズ 11インチ / 13インチ
チップ Apple M4(9コアCPU/10コアGPU)
価格帯 168,800円〜(11インチ)/218,800円〜(13インチ)(2026年4月現在・税込)
公式サイト apple.com/jp

iPad Pro (M4)は2024年5月に発売されたAppleの最上位タブレットです。M4チップを初搭載し、Tandem OLED(Ultra Retina XDRディスプレイ)を採用しています。iPad Pro史上最薄のボディ(11インチ:5.3mm、13インチ:5.1mm)で、携帯性が大幅に向上しました。

iPadOS上でAutoCAD・BIM 360・Procreate・Morpholio Trace等のプロフェッショナル向けアプリが動作し、Apple Pencil Proとの組み合わせでスケッチ・注釈作業が行えます(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

iPad Pro (M4)は買い切り型のハードウェア製品です(2026年4月現在・税込)。

モデル ストレージ 価格 メモリ
11インチ Wi-Fi 256GB 168,800円 8GB
11インチ Wi-Fi 512GB 204,800円 8GB
11インチ Wi-Fi 1TB 272,800円 16GB
13インチ Wi-Fi 256GB 218,800円 8GB
13インチ Wi-Fi 1TB 322,800円 16GB

Apple Pencil Pro(21,800円)・Magic Keyboard(49,800円〜)を合わせると、最小構成でも約24万円の投資になります。Microsoft Surface Pro 10(約20万円〜)と比較するとやや高めですが、M4チップの処理性能とOLEDディスプレイの品質で差別化されています。

動作環境・システム要件

項目 11インチ 13インチ
チップ Apple M4(9コアCPU/10コアGPU) Apple M4(9コアCPU/10コアGPU)
ディスプレイ Ultra Retina XDR(OLED) Ultra Retina XDR(OLED)
解像度 2420×1668 2732×2048
厚さ 5.3mm 5.1mm
重さ 444g(Wi-Fi) 579g(Wi-Fi)
バッテリー 最大10時間 最大10時間

実務上のポイントとして、CAD図面の閲覧・注釈用途であれば11インチモデルが携帯性で優れます。BIMモデルの確認やProcreateでの大画面スケッチには13インチモデルが推奨です。1TB/2TBモデルはメモリが16GBに増量され、大規模ファイルの処理に余裕があります。

iPad Pro (M4)の4つの特徴

1. M4チップによる高い処理性能

M4チップは9コアCPU・10コアGPUを搭載し、3Dモデルの表示やレンダリングプレビューをスムーズに処理できます。M2チップ搭載の前世代iPad Proと比較してCPU性能が約50%向上しており、AutoCADやBIM 360での大規模図面の操作がより快適です。16コアNeural Engineによる機械学習処理の高速化も特徴です。

2. Tandem OLEDによる高精細ディスプレイ

2枚のOLEDパネルを重ねたTandem OLED(Ultra Retina XDR)は、最大輝度1,600ニト(HDR)・コントラスト比2,000,000:1を実現しています。建築パースの色確認やCAD図面の細部確認において、従来のLiquid Retina XDR(miniLED)と比較してコントラストと色精度が向上しました。屋外の現場でも高い視認性を確保できます。

3. Apple Pencil Proとの連携

iPad Pro (M4)はApple Pencil Proに対応しており、スクイーズ(握り込み)・バレルロール(回転検知)・触覚フィードバックなどの新機能が利用できます。建築スケッチの描画や図面への注釈追加がより直感的に行えます。Procreate・Morpholio Trace・Concepts等のアプリとの組み合わせで、現場でのスケッチワークフローが完結します。

4. iPad Pro史上最薄・最軽量のボディ

厚さ5.1〜5.3mm・重さ444〜579gは、iPad Pro史上最薄・最軽量です。建築現場への持ち運びやクライアントとの打ち合わせでの携帯が容易で、ノートPCの代替としても実用的なサイズです。Thunderbolt/USB 4ポートを搭載しており、外部ディスプレイへの出力や高速データ転送にも対応しています。

iPad Pro (M4)を編集部が使ってみました

iPad Pro (M4)は、編集部が建築現場でのCAD図面閲覧・スケッチ用途として検証したタブレットです。13インチモデルにApple Pencil Proを組み合わせ、BIM 360での図面確認とProcreateでのスケッチ作業をテストしました。M4チップの処理性能により、大規模なRevitモデルの3Dビュー操作もスムーズでした。

コスト面では13インチ256GBモデル+Apple Pencil Pro+Magic Keyboardで約29万円と高額です。しかし、現場でのノートPC+図面ファイル持ち運びを置き換えられることを考慮すると、モバイルワークフロー全体でのコスト効率は悪くありません。

制約として、iPadOS上では本格的なCAD編集(Revitでの設計作業等)はまだ難しく、閲覧・注釈・スケッチが主な用途です。また、最小構成でも約17万円と高価で、図面閲覧のみの用途であればiPad Air (M2)でも十分な場合があります。

現場でのBIMモデル確認・図面注釈・スケッチを日常的に行う建築士やデザイナーにおすすめです。

iPad Pro (M4)の口コミ

良い評価

  • M4チップのパワーで大規模な3Dモデルもサクサク動き、現場での図面確認が快適になったと評価されています。
  • Tandem OLEDの画質が素晴らしく、建築パースの色確認がタブレット上で完結すると好評です。
  • Apple Pencil Proのスクイーズ機能でツール切替が直感的にでき、スケッチの効率が上がったとの声があります。
  • 従来のiPad Proから大幅に軽量化され、現場への持ち運びが楽になったとして重宝されています。

気になる評価

  • 価格が高く、Apple Pencil ProとMagic Keyboardを合わせると30万円近くになるとの指摘があります。
  • iPadOS上では本格的なCAD編集ができず、閲覧・注釈が主用途にとどまるとの声が挙がります。
  • 256GBモデルのメモリが8GBで、大規模ファイルの処理には1TB以上のモデルが必要との意見があります。

iPad Pro (M4)の導入事例

  • 建築設計事務所:現場監理でBIM 360とiPad Pro (M4)を活用し、図面の閲覧・注釈をペーパーレスで行っています。
  • インテリアデザイナー:クライアントとの打ち合わせでProcreateを使い、その場でスケッチ提案を行っています。
  • ゼネコン現場監督:施工図面の確認と写真撮影を1台で完結させ、事務所との情報共有を効率化しています。
  • 建築学生:設計演習のスケッチとプレゼンテーション資料の作成にiPad Pro (M4)を使用しています。

まとめ

iPad Pro (M4)は、Appleが提供するM4チップ搭載の最上位タブレットです。M4チップの高い処理性能・Tandem OLEDディスプレイ・Apple Pencil Pro対応・史上最薄ボディを特徴とし、168,800円〜で展開されています。

建築現場でのCAD図面確認・BIMモデル閲覧・スケッチワークフローをモバイル化したい建築士やデザイナーにとって、最有力の選択肢です。

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