HO_CADとは?特徴・評判・料金・レビューを解説

HO_CAD(エッチオーキャド)は、岡崎宏之氏が個人で開発する無料の2次元汎用CADソフトです。

DOS版JW_CADの操作性を継承しつつ、測量座標値の統合管理や写真編集機能を備えた独自の発展を遂げており、土木・測量分野の設計実務での活用に繋がります。

個人開発ながら長期間にわたって開発が続けられ、測量座標対応の無料2D CADとして一定の支持を得続けています。

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目次

HO_CADとは

提供元 岡崎宏之(個人開発 / 日本)
カテゴリ CAD / CADソフト(2次元汎用)
価格 無料(HO_CADアライアンス会員は入会金あり、ベータ版は無料)
対応OS Windows 10 / Windows 11
日本語対応 有(日本語ネイティブ)
公式サイト ho-cad.com

HO_CADは、岡崎宏之氏が個人で開発している日本発の2次元汎用CADソフトです。DOS版JW_CADの操作性を引き継ぐ形で設計されており、JWC形式(JW_CADの旧形式)の図面データの読み込みと保存に対応しています。Jw_cad本体とは異なるソフトウェアですが、JW_CADユーザーが使いやすい操作体系が特徴で、特に土木・測量分野の利用者から支持を得ています。

Jw_cadが主に建築設計向けに最適化されているのに対し、HO_CADは測量座標値を統合管理できる点で土木・測量業務に特化した機能性を持ちます。無料で利用できる2次元CADとしては、Jw_cadに次ぐ選択肢の1つとして位置づけられます。HO_CAD paoというバリアント版も存在し、現在はWindows版に統合されています。

料金プラン・ライセンス形態

HO_CADは基本的に無料で提供されるCADソフトです。機能別やライセンス別の複雑な価格体系はなく、シンプルな提供形態となっています。

提供形態 料金 主な内容
ベータ版 無料 全機能利用可能。公式サイトからダウンロード可
HO_CADアライアンス会員 入会金あり(詳細は公式要確認) 正式版・優先サポート・開発支援
商用利用 無料(非商用と同条件) 設計事務所・測量会社での業務利用可能

商用利用を含めてベータ版は無料で利用できるため、測量事務所・土木設計の個人事業主が業務ツールとして導入しても追加コストは発生しません。より安定した利用や開発支援を希望する場合は、HO_CADアライアンス会員制度を利用することができます。会員になることでソフトウェアの継続的な開発への参加意識を持てる点も、オープンなソフトウェアの特徴です。

動作環境・システム要件

HO_CADは軽量設計で、一般的な業務PCで問題なく動作します(2026年4月現在)。

項目 最小要件 推奨要件
OS Windows 10(64bit) Windows 11(64bit)
CPU 一般的なPC向けCPU Intel Core i5以上
メモリ 2GB以上 8GB以上
ディスク 100MB以上 SSD推奨
ディスプレイ XGA(1024×768)以上 フルHD以上

HO_CADはJw_cadと同様に非常に軽量で、古いPCでも動作します。2Dの汎用CADとして必要な機能をコンパクトに実装しており、メモリ2GB程度の環境でも問題なく使えます。測量座標値の計算機能を頻繁に使う場合はCPU性能が計算速度に影響するため、業務用には推奨スペック以上のPCが望ましいです。インストール容量も100MB程度と非常に小さく、手元のサブPCにも導入しやすい特性を持っています。

HO_CADの4つの特徴

1. Jw_cadの操作性を継承した使いやすさ

HO_CADの最大の特徴は、DOS版JW_CADの操作性を意識した設計です。JWC形式の図面データの読み込み・保存にも対応しており、Jw_cadユーザーが違和感なく移行できます。ただし、Jw_cadとは異なるソフトのため100%の互換性はなく、JWW形式(Jw_cadの現行形式)への対応状況はバージョンにより異なります。Jw_cadユーザーがサブツールとして活用したり、JW_CADから別のCADへの移行検討時の選択肢として使われるケースが見られます。

2. 測量座標値の統合管理機能

HO_CADは測量座標値を描画・保存・計算する機能が充実しており、図面と座標値を1つのファイルに統合して保存できます。土木・測量分野で必要な業務フローに即した設計で、Jw_cadでは別途計算が必要な作業もHO_CAD内で完結できます。測量データから直接図面を作成したり、図面から座標を算出する双方向の処理が可能で、業務効率化に直結します。

3. 写真編集・トレース機能

図面上に貼り付けた写真の編集や管理ができ、トレース用CADとしても活用できます。既存建物の改修設計で現況写真をベースに図面化する場合や、測量現場の写真から設計図面を起こす用途に向いています。写真を下絵として正確なトレースができるため、現況調査と図面化のワークフローを効率化できます。

4. 256レイヤー対応の構造管理

16レイヤー×16グループの計256レイヤーを使用でき、複雑な図面の構造管理に対応します。6色のペンと8種類の線が選択可能で、印刷されない補助線や仮点も利用できます。土木や測量図面では多数のレイヤーを使い分ける必要があるため、この構造管理機能は実務上の大きな助けになります。

HO_CADについての編集部の見解

HO_CADは、Jw_cadでは少し物足りない測量・土木業務向けに特化した無料2次元CADとして独自のポジションを確立しています。個人開発のフリーソフトながら、特定分野(測量・土木)に絞って機能を充実させた設計思想は評価できます。

コスト面では、完全無料という点が最大の魅力です。個人の測量技術者・土木設計者・建設コンサルタントの個人事業主が、初期投資なしで業務CADを導入できる点は大きな価値です。Jw_cadと併用することで、建築・土木の両方に対応できる無料CAD環境を構築できます。

制約としては、開発が個人ベースのため、Jw_cadほどの学習教材・書籍・オンライン情報は多くありません。サポート窓口も公式には存在せず、トラブル時はコミュニティベースの情報収集が中心になります。BIM機能や3Dモデリングには対応しておらず、あくまで2D作図専用ツールとして活用するのが適切です。最新Windowsへの対応も、公式アナウンスを注視する必要があります。

土木・測量分野の個人技術者、建設コンサルタントの小規模事務所、Jw_cadでは対応しきれない測量業務を扱う設計者にとって、HO_CADは無料で活用できる有力なツールの1つです。本業務ではAutoCADやIJCADを使いつつ、個人的な作業やサブツールとして併用する運用もあります。

HO_CADの口コミ

良い評価

  • 無料で測量座標値の統合管理ができる2D CADとして、土木・測量分野の個人技術者から支持されています。
  • JW_CADの操作性を引き継いでいるため、JWC形式のファイルを扱う場合に便利という声が挙がります。
  • 写真編集・トレース機能が充実しており、現況写真ベースの図面化作業で活用されているケースが見られます。
  • 軽量な設計のため、低スペックPCや古いWindows環境でも快適に動作する点が評価されています。

気になる評価

  • Jw_cad本体と比較すると学習教材・書籍が少なく、独学で習得するにはコミュニティ情報に頼る必要があるという指摘があります。
  • JWW形式(Jw_cad現行形式)への対応状況がバージョンにより異なり、完全互換ではない点に不便を感じる声があります。
  • 個人開発のため、サポート体制やバージョンアップの頻度が商用CADと比較して限定的という評価があります。

HO_CADの導入事例

  • 土木測量の個人事業主:測量座標値の計算と図面化を1つのツールで完結できる利便性を活かし、日常業務のCADとして活用しています。
  • 建設コンサルタント(小規模事務所):Jw_cadと併用し、土木分野の業務をHO_CADで、建築分野をJw_cadで分担する運用が見られます。
  • 改修設計業務:現況写真から図面を起こすトレース作業で、写真編集機能を活用するユースケースがあります。
  • 建築学習者・個人検討用:学習目的や個人の設計検討用として、無料CADの選択肢として利用されています。

まとめ

HO_CADは、岡崎宏之氏が個人で開発する無料の2次元汎用CADソフトで、特に土木・測量分野の業務に適した機能を備えています。JW_CADの操作性を引き継ぎつつ、測量座標値の統合管理や写真編集機能といった独自性を発揮しています。

完全無料で利用できる特性は、個人の測量技術者や小規模コンサルタント事務所にとって大きな価値です。Jw_cadが建築設計中心であるのに対し、HO_CADは土木・測量という別の切り口で無料CADの選択肢を広げる役割を果たしています。主業務では有料CADを使う組織にとっても、サブツールとして活用できる軽量なCADとなります。

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基礎編② 画面構成と基本的な操作方法

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実践編① 太陽光の入る白い部屋

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